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こどもがシロップ薬を飲まないときの対処法!計量・保管方法も解説

こどもにシロップ薬が処方されたとき、このような疑問は浮かびませんか?

「薬を飲まないときはどうすればいい?」
「保管は冷蔵庫でいい?」
「どのように量ればいい?」

こどものシロップ薬は、薬の種類によって服用方法や保管方法が異なります。

薬剤師ライター

まるくさん

そのため、自己判断せず、処方時の指示や薬剤師からの説明を確認することが大切です。

この記事では、こどもがシロップ薬を飲まないときの工夫について、薬剤師である筆者が解説します。計量、保管時の注意点などについてもお伝えしますので、シロップ薬を処方されたときの参考にしてください。

目次

こどものシロップ薬について

シロップ薬は、薬の成分を液状にした内服薬の一種です。甘味などを加えて飲みやすくしたものもあり、錠剤やカプセル剤を飲むことが難しい小さなこどもにも使用されています。

ただし、シロップ薬は「こどもならこのくらい飲めばよい」と決まっているものではありません。年齢や体重、症状、薬の種類などに応じて服用量が決められているため、医師や薬剤師から指示された量を守ることが重要です。

こどもへのシロップ薬の飲ませ方

こどもにシロップ薬を飲ませるのは、簡単ではありませんよね。1回に飲む量を正確に量り、しっかりと飲んでもらう必要があります。薬を嫌がるからといって、無理やり飲ませてはいけません。

ここからは、こどもにシロップ薬を飲ませる際に注意すべきことや、飲ませ方の工夫をお伝えします。シロップ薬が苦手なこどものいる親御さんは、ぜひ参考にしてください。

シロップ薬は正確な計量が大切

シロップ薬を飲ませるときは、指示された1回分を正確に計量します。計量カップやスプーン、スポイトなど、薬に付属している器具を使用しましょう。正確な計量ができていないと、1回あたりの量が多すぎたり少なすぎたりします。

薬剤師ライター

まるくさん

多すぎると副作用のリスクが高まり、少なすぎると薬の効果が得られない可能性が高まるため、できるだけ正確に量りましょう。

また、薬の容器から直接飲ませたり、計量用ではない容器のふたを使って量ったりするのは避けましょう。シロップ薬の容器に唾液が入ると細菌が繁殖する原因となり、薬の量を正確に量れない恐れがあります。[1]指示された計量器具で量り、スプーンやスポイトなどで飲ませてあげましょう。

シロップ薬を飲ませる際のポイント

シロップ薬の種類によっては成分が沈殿しており、服用前に容器を振る必要があります。[1]医師や薬剤師から受けた説明や薬の説明書を確認しましょう。シロップ薬を振る際は、中身が均一になったことを確認し、泡立ちが落ち着いてから量ってください。[1]

薬剤師ライター

まるくさん

とくに乳児に飲ませる場合は口の中に一気に流し込まず、スプーンやスポイトなどを使って頬の内側に少しずつ入れるとよいでしょう。

薬が飲み込めたことを確認しながら、落ち着いて少しずつ飲ませます。その後、水や湯冷ましなどを飲ませて、口に残った薬を流してあげましょう。

こどもが薬を飲まないときの注意点

こどもがシロップ薬を嫌がるからといって、ジュースや食品などに自己判断で混ぜることは避けましょう。薬によっては、一部の食品や飲料と混ぜることで味が変化して飲みにくくなる可能性があります。

シロップ薬を飲ませるのが難しい場合は、医師や薬剤師に相談しましょう。薬の剤形を変更できる場合や、適切な飲ませ方を提案してもらえることがあります。薬の種類によって、混ぜると飲みやすくなるもの、飲みにくくなるものが異なるため、シロップ薬が処方された際は確認しておくとよいでしょう。

こどものシロップ薬保管時の注意点

シロップ薬は劣化を防ぐため、保管方法に注意が必要です。冷所保管が必要な薬もあれば、冷蔵庫に入れてはいけない薬もあり、薬によって適切な保管方法が異なります。

基本的には処方された日数で飲み切るのが前提です。必ず飲み切る必要があるのか、体調が良くなったら中止してもよいのかは、事前に確認しておきましょう。また、薬が余ったからといって長期間保管するのは避けましょう。

ここでは、シロップ薬の保管方法に関する注意点をお伝えします。

冷蔵庫で保管すべき薬か確認する

シロップ薬は種類によって保管条件が異なるため、まずは薬の袋や説明書などを確認しましょう。「冷所保管」などの指示がある場合は、指示に従って保管します。

一方で、シロップ薬だからといって必ず冷蔵庫に入れるとは限りません。

薬剤師ライター

まるくさん

薬によっては冷蔵保管によって成分が結晶化する場合もあるため、自己判断せず薬剤師に確認することが大切です。[1]

こどもの手が届かない場所に保管する

こどもはおもちゃや食べ物など、興味のあるものをすぐに触ったり飲み込もうとしたりします。こどもの手が届く場所に薬を置いておくと、用量以上に飲んだり、兄弟姉妹などの薬を誤飲したりして、健康被害が発生する可能性もあります。

薬剤師ライター

まるくさん

薬の保管場所はこどもの手が届かない高いところにするなど、工夫して保管しましょう。

工夫してもこどもがシロップ薬を飲まない場合は相談しよう

シロップ薬は散剤より服用しやすいこどももいますが、きちんと飲めるかどうかには個人差があります。飲みやすくするには、スポイトを使用したり他の食品に混ぜたりするなど、さまざまな方法があります。

薬剤師ライター

まるくさん

正しく保管・計量し、こどもが飲みやすい工夫をしてきちんと服用できれば、薬の効果が発揮されやすくなるでしょう。

工夫してもこどもがシロップ薬を飲まない日が続く場合は、薬剤師や医師に相談してみましょう。

この記事の執筆者

薬剤師ライター:まるくさん

私立大学薬学部卒。大手調剤薬局で薬剤師として勤務し薬局長経験あり。2児の母。現在は薬局勤務及び医療ライターとして活動中。他大学で教育学を学び、小・中・高の教員免許を取得。小児医療や生活習慣病関連等わかりやすい言葉で伝えることを大切にしながら活動中。「第25回Medi+医療ライターのはじめかた講座」卒業生。

まるくさんも受講した「医療ライターのはじめかた」講座はこちら

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