「ニキビをなるべく早く治したい」「清潔感のある肌で自信を持ちたい」と悩んでいませんか。とくに大切な仕事やプライベートで人と会う予定があるときは、ニキビに悩む方も少なくありません。
セルフケアや市販薬の使用では改善までに時間がかかることもあり、もどかしさを感じる場面もあるでしょう。
ニキビは、種類や重症度によって適した治療法が異なります。早期改善を目指すためには、原因や症状に合わせた治療を受けることが大切です。
薬剤師ライター兼Web広告運用者山口 トモヤさん
本記事では、薬剤師がニキビの種類や治療期間の目安、皮膚科におけるニキビ治療や薬について解説します。
ニキビ治療への理解を深め、安心して受診するための参考にしてください。
ニキビの種類と治療期間の目安


ニキビにはいくつかの種類があります。症状の進行に伴い、以下のように段階的に変化します。
- 白ニキビ:毛穴に皮脂や古い角質が溜まった初期の状態
- 黒ニキビ:皮脂や角質が溜まった毛穴の出口が開いて、先端が黒く見える状態
- 赤ニキビ:毛穴の中で菌が増殖し、炎症を起こした状態
- 黄ニキビ:赤ニキビの炎症がさらに進み、黄色い膿が溜まった状態[1]
段階が進むほど肌へのダメージが大きくなり、ニキビ痕が残ってしまうことがあるため注意が必要です。
ニキビの治療期間は、ニキビの種類や重症度、肌質などによって異なります。皮膚科でよく処方される毛穴の詰まりを改善する塗り薬は、12週間程度で効果を確認することが多いようです。[2]



山口 トモヤさん
治療期間には個人差がありますが、早期改善のためには、初期の段階での適切なセルフケアや対処が大切です。
皮膚科のニキビ治療法


皮膚科では、医師の判断に基づき、ニキビの種類や重症度に応じて治療法が選択されます。
具体的には、毛穴の詰まりや炎症を抑える薬、漢方、ホルモン薬などが使用されます。そのため、自己判断で対処するよりも、安心して治療を進められるでしょう。ここからは、それぞれの治療薬について具体的に解説します。
なお、妊娠中・授乳中の方や、他の薬を使用している方、持病のある方は、使用できる薬が限られる場合があります。治療を開始する前に、必ず医師または薬剤師へ相談しましょう。
毛穴の詰まりを改善する薬
白ニキビや黒ニキビなど、炎症が少ない段階のニキビに使用されるのが、毛穴の詰まりを改善する塗り薬です。[1]以下に、代表的な薬を2つ紹介します。
- アダパレン
毛穴の詰まりを改善する薬です。最初の2週間ほどは、肌の赤みやヒリヒリ感などの副作用が現れる場合があります。[3] - 過酸化ベンゾイル
毛穴の詰まりを改善し、ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌する薬です。長期的な治療にも用いられることがあります。皮膚の赤みや腫れ、皮が剥けるなどが代表的な副作用です。[4]



山口 トモヤさん
症状が強い場合や広範囲に及ぶ場合は、医師に相談しましょう。
炎症や細菌の増殖を抑える薬
赤ニキビや黄ニキビなど炎症を伴うニキビには、抗菌薬が使用されることが多いです。炎症や痛みを改善する目的で処方され、状況に応じて飲み薬と塗り薬が使い分けられます。代表的な薬は、以下のとおりです。
- ドキシサイクリン
炎症を抑える目的で使用されます。飲み薬タイプの抗菌薬です。副作用として光線過敏症が現れることがあります。[5]服用中は日光への曝露に注意しましょう。 - ミノサイクリン
炎症を抑える目的で使用される、飲み薬タイプの抗菌薬です。副作用としてめまいが現れる場合があります。[6] - クリンダマイシン
塗り薬タイプで、炎症部位へ直接作用する抗菌薬です。肌のつっぱり感や刺激感などの副作用が現れる場合があります。[7] - ナジフロキサシン
ニキビの原因となる細菌に作用する、塗り薬タイプの抗菌薬です。代表的な副作用は、痒みです。[8]
抗菌薬は、必要以上に長期間使用すると耐性菌が生じる可能性があります。



山口 トモヤさん
使用期間は医師の指示に従い、自己判断で使用方法を変更しないようにしてください。
また、副作用がつらかったり、長引いてしまったりする場合は、早めに医師に相談しましょう。
症状に応じて使用される薬
皮膚科のニキビ治療では、症状や体質に合わせて補助的な薬が使用される場合があります。以下はその一例です。
- 漢方薬:荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)など
体質や症状に応じて、毛穴を改善する薬と一緒に使用されることがあります。[9][10][11] - ホルモン薬:レボノルゲストレル・エチニルエストラジオールなどを含む経口避妊薬
ニキビに女性ホルモンの影響が関与している場合の選択肢の一つです。[12]
この他に、パントテン酸をはじめとするビタミン薬が処方される場合もあります。[13]
自由診療で受けられるニキビ治療


ニキビの自由診療は、保険診療で改善がみられないときや、何らかの理由で標準治療が受けられない場合に検討されます。[14]具体的な治療法としては、ケミカルピーリングやレーザー治療などがあります。[15][16]
自由診療では、治療の選択肢が広がる一方で、費用は全額自己負担となる点に注意が必要です。クリニックごとに独自のメニューや料金が設定されているため、詳しくは各医療機関にご確認ください。



山口 トモヤさん
治療を受ける場合には、治療にかかる期間や効果、副作用などについて、医師から十分な説明を受けましょう。
適切なニキビ治療で早期改善を目指そう


ニキビは種類や重症度によって適した治療法が異なります。セルフケアだけで改善しない場合は、早めに皮膚科への相談を検討しましょう。
皮膚科では、塗り薬や飲み薬など症状に応じた治療が受けられるため、自己判断で対処し続けるより早く改善する場合もあります。保険診療で十分改善が得られないときは、自由診療の選択肢もあります。自由診療は十分なカウンセリングを受け、納得したうえで治療を受けることが大切です。



山口 トモヤさん
医師と相談しながら自分に合った治療を選択し、ニキビの早期改善を目指しましょう。
ニキビの悩みが少しでも軽くなり、自信を持って仕事やプライベートを楽しめるよう応援しています。
[1]AMR臨床リファレンスセンター>お知らせ・更新情報>【プレリリース】令和時代のニキビ治療~根本から治せるようになった一方で、耐性菌の問題も~ p2
[3]PMDA>添付文書等検索>医療用医薬品情報検索>ディフェリンゲル0.1%
[4]PMDA>添付文書等検索>医療用医薬品情報検索>ベピオゲル2.5%/ベピオローション2.5%
[5]PMDA>添付文書等検索>医療用医薬品情報検索>ビブラマイシン錠50mg/ビブラマイシン錠100mg
[6]PMDA>添付文書等検索>医療用医薬品情報検索>ミノマイシンカプセル50mg/ミノマイシンカプセル100mg
[7]PMDA>添付文書等検索>医療用医薬品情報検索>ダラシンTゲル1%/ダラシンTローション1%
[8]PMDA>添付文書等検索>医療用医薬品情報検索>アクアチムクリーム1%
[10]PMDA>添付文書等検索>医療用医薬品情報検索>ツムラ荊芥連翹湯エキス顆粒(医療用)
[11]PMDA>添付文書等検索>医療用医薬品情報検索>ツムラ清上防風湯エキス顆粒(医療用)


薬剤師ライター兼Web広告運用者:山口 トモヤさん
調剤薬局で薬剤師として7年間勤務。日々の服薬指導を通じ、「より多くの人の悩みを根本から解決したい」という使命感から、ウェルネスサービスを広めるマーケターへ転身。広告運用やライティングを学び、現在は医療・美容・健康分野に特化した広告プランナー兼薬剤師ライターとして日々活動中。 「第24回Medi+医療ライターのはじめかた講座」卒業生。
山口さんも受講した、「医療ライターのはじめかた講座」とは?









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